先日、パーソル総合研究所から衝撃的な調査結果が発表されました。
「医療従事者の約6割が、仕事への熱意ややりがいを見出せていない」
仕事に打ち込む熱意を持てない「不活性型」か、過度なストレスで燃え尽きそうな「バーンアウト型」。この2つを合わせると6割を超えるというのです。
かつて病院で作業療法士(OT)として働いていた私にとって、この数字は驚きであると同時に、「仕方ないかもしれない」という強い共感があります。
私自身、厳しい医療の現場で「辞めたい」と何度も思っていましたから…
「リハビリ職」の幸福度は高い。でも、燃え尽きる。
この調査で非常に興味深いのは、職種別の「はたらく幸福実感」です。
看護師さんや他の職種と一括りにされがちですが、私たち「リハビリテーション職」の幸福実感(4.03pt)は、医療従事者の中で最も高い結果となっています。
これは、私と同じように「作業療法士という仕事自体に価値を感じ、誇りを持っている人」が非常に多いことを示しています。
しかし、それなのに、なぜ6割もの人が熱意を失ってしまうのでしょうか?
私が思うに、その理由は「仕事そのもの」ではなく、「仕事のやり方」にあるのではないでしょうか。
なぜ、私たちは「燃え尽きて」しまうのか?
私たちがやりがいを感じるのは、「この人が旅行に行けるようになるには、何が必要か?」と頭をひねり、その人だけのプランを実行し、結果が出た時です。
しかし、多くの組織では、こんな「ギャップ」は日常茶飯事でした。
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「やりたいこと」ができない
制度やルールの下で、「本当に必要なリハビリ」より「決められたリハビリ」を優先せざるを得ない。 -
「言われたこと」をやる作業になる
本質的なケアよりも、日々の記録や業務に追われてしまう。 -
「働き方」が合わない
組織の都合や多忙さの中で、一人ひとりとじっくり向き合う時間が持てない。
「仕事は好き」なのに、「やりたいことができない」。
このギャップこそが、高い幸福実感と、高いバーンアウト率(燃え尽き)を生む最大の理由だと、私は考えています。
私が見つけた「やりがい」のカタチ
だからこそ私は、組織を離れ「Reha Trip(リハトリップ)」という新しい事業をスタートしました。
これは、病院で行うような一般的な「リハビリ」とは違うかもしれません。
しかし、「旅行に行きたい」「もう一度、あの場所へ」という、制度の中では叶えにくい切実なニーズに対して、作業療法士としての専門性をフルに使って応えることができます。
私を求めてくれる人に、私が最適だと信じる適切なサービスを提供する。
多くの医療従事者が失いかけている「やりがい」が、ここにはあると確信しています。
まとめ:自分の「カタチ」で、専門性を届ける
この調査結果は、多くの医療従事者が「今の働き方」に疑問を持っている証拠です。
私は、これからも自分の「カタチ」で、作業療法士としての専門性を、本当に必要としている方々に届けるために尽力していきます。
もし、あなたやご家族が「制度の中では無理だ」と諦めていることがあるなら、ぜひ私たちにご相談ください。
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